基板が動かない!?そんなトラブルを解決するたった3つのポイント

設計5

 

 

電子回路の設計・開発に携わられる方々は、

きっとこれまでに基板が動かず、思い通りの開発スケジュールで

進められない、といった事を一度は経験された事があるかと思います。

 

 

さらに昨今は、電子回路の小型化、高速化、高密度実装がますます進むにつれて

プリント基板のパターン設計においても、より複雑化・高度化してきており、

上記のような懸念もますます高まってきています。

 

 

基板が思った通りに動かない!挙動がおかしい!

 

実際にこういった事態が発生した際にはとても焦るのですが、

シミュレーションをやってみたり、回路の隅々までチェックを

行ってみたりと、みなさま右往左往されるのではないでしょうか。

 

 

実は、上記のような事態が発生する要因のほとんどは、

プリント基板設計の「基本」ができていない、ということが多いのです。

しかし、例えばその回路が大規模な回路だったら…

そんなに簡単にチェックできない、ということも事実です。

 

 

そこで、アート電子からは、まずは下記の3つのポイントを

チェックして頂くことをお勧めいたします。

簡単なことなのですが、ほとんどのトラブルは回避することが可能です。

 

 

ポイント①:GNDベタは浮き島やアンテナとならない様に広く大きくとる

                    http://www.noise-counterplan.com/article/14968743.html

 

 

ポイント②:パスコンはIC(電源ピン)の近傍に配置する

                    http://www.noise-counterplan.com/article/14968754.html

 

 

ポイント③:信号線は短く、電源配線はパスコンを経由して配線する

                   http://www.noise-counterplan.com/article/14968762.html

 

 

え?たった3つだけ?と思われるかも知れませんが、

こうした「落とし穴」は高速デジタル回路に限らず、

意外に低周波の回路で多く見受けられるのです。

 

 

もちろん、この3つで”全て”のパターン設計が完璧にできるわけではなく、

基板の種類、用途にあったパターン設計をする必要があります。

 

 

当社が運営し、情報発信を行っている「ノイズ対策.com」では、

プリント基板設計における、上記以外の様々な対策について、

「ノイズ対策を考慮したパターン設計」「実装を考慮したパターン設計」

などの分類ごとに、実際にどうすべきか?というポイントを纏めております。

 

ぜひ、ご参考にいただけますと幸いです。


>>>ノイズ対策.com は コチラ