ノイズ対策セミナー2017年3月21日浜松会場

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今年もインターネプコンジャパンで、ノイズ対策セミナーのご案内をさせていただく予定です。

展示会でご案内する前に、日ごろから公式ホームページをご覧いただいている皆様に

ご案内をさせていただきます。

すでに、メルマガ登録者の皆様には配信をさせていただいております。

今回のセミナーも浜松会場(アート電子本社屋内)で開催致します。

少人数制となっており、席に限りがございます。お早めにお申し込みをお願い致します。

尚、今回も無料にて開催を致します。

開催内容は下記の通りとなります。

 

【日 時】  2017321日(火13:15~16:30(受付13:00)
【会 場】 433-8104 静岡県浜松市北区東三方町23-5
              アートテクノ会館内 3F会議室
【参加費】 無料
【定  員】 25名

 

【第一講
基板のEMCノイズ対策
                    アート電子株式会社  開発支援グループ   香川 雅昭 氏

EMCノイズに困っていらっしゃる方が多いと思います。EMCノイズをシミュレーションで
解析する事はかなり困難であるため、原因を追究した根本対策をする事が難しく、
後付け対策によって押さえ込む方法を取る人が多くなっているのではないでしょうか。
どのような事がノイズの原因になり悪化させてしまうかと言う事を先人達のノウハウ
から学び、初期設計の段階から対応する事によって最初からEMCノイズを出しにくい
基板を目指す事が大切です。それらをわかりやすく解説いたします。

 

第二講
クロストークとその対策、バス伝送 について
                     シグナルインテグリティ  コンサルタント   碓井 有三 氏

ボード設定の際に出会うクロストークについては、「何となく分かっている」程度の
方が多いようですが、「何となく」は「実は分かっていない」の裏返しなのです。
クロストークは定量的な解析が可能です。
きちんと理解すると、ノイズを半分にも1/4にも抑えることが出来ます。
今回は、クロストークの発生原理から、パターン間隔を離すだけではない、
いろいろな対策について紹介します。
バスは、1本の線路を使って複数の信号を送ります。
信号は、ある範囲内で、どこで受け取っても、どこから送り出してもよいので、
使う上では便利な信号伝送方式です。
ただ、信号伝送の形態としては、あまり性能を上げることは出来ませんでした。
バスの性能は、Direct RambusやDDRの登場あたりから画期的に向上しました。
バスと1対1伝送との違い、バス伝送の特徴といったバスの基本から、
最新のDDR3に代表される、高速化されたバスについて解説します。

講師紹介】 シグナルインテグリティ  コンサルタント     碓井 有三 氏

1972年富士通株式会社入社。入社以来、一貫して回路技術関連の業務に従事、
特にアナログ回路技術と電気実装技術を専門とする。
同社にて回路技術部長、テクノロジ本部主席部長等を経て、2001年富士通を退社。
同年, 株式会社マクニカに入社、技術開発センター センター長、CTOを経て、
2008年6月マクニカを退社、現在、フリーのコンサルタント。
主な著書   ボード設計者のための分布定数回路のすべて (自費出版)
環境電磁工学ハンドブック (共著 朝倉書店)
その他 日経エレクトロニクス, 日経マイクロデバイス, 月刊EMC,
デザインウェーブマガジン, エレクトロニクス実装学会誌などへの寄稿多数.
講師HP     http://home.wondernet.ne.jp/~usuiy/


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アート電子株式会社

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担当    :営業 日内地、鈴木裕香子