高品質な実装基板を担保する万全の検査体制

高品質な実装基板を担保する 万全の検査体制

 

一般的に、プリント基板の設計品質を担う設計・開発者は、

実装工程に関与出来ることは少なく、実装基板の品質は、

ほとんどの場合、実装メーカーに委ねるしかないというのが実情です。

 

そのため、高品質な実装基板を入手するためには、

実装メーカーの選定も重要な要素になるといえます。

 

では、どんな実装メーカーへ依頼するべきなのでしょうか?

 

それは、ずばり高品質な実装基板を担保する上で、

最も重要といえる検査体制が整備されており、

検査ノウハウを豊富に蓄積している実装メーカーです。

 

そこで、今回は様々なお客様より実装基板の品質をご評価頂いている

アート電子の検査体制・取組みについての情報をお届けします。

 

当社の品質担保のための検査・取組みと

依頼先メーカーの検査・取組みを組み合わせていただければ、

安定した品質の実装基板を手に入れることが可能になるはずです。

 

ちなみに、当記事では特に品質が求められる

表面実装工程の検査に焦点を当てたいと思います。

 

3Dはんだ印刷検査で、はんだ印刷状態を可視化!はんだ不良を低減!

 

まずは、はんだ印刷後の検査からご紹介します。

 

競合よりも早く実装基板を市場に投入するため、

試作基板の短納期対応が実装メーカーには求められています。

 

そのため、近頃、手戻りを極力避けるために、

クリームはんだ印刷検査機の導入が実装メーカーで進んでいます。

当社においても、CKD製はんだ印刷検査機 VP6000L-VCを導入しています。

 メルマガ1

品質向上のためには、BGAやピッチが細かいQFP、また0603などの小型チップ部品が

確実にプリント基板と接合されていることが求められます。

 

その点、はんだ印刷検査機は超広角3D画角ではんだの状態を確認することが出来るため、

はんだ印刷の位置ずれがなく、適正な量ではんだを塗布することに大きく貢献しています。

 

このようにSMD部品を実装する前に、はんだ印刷状態を確認することで、

実装後に不良が判明してしまうといったトラブルを抑制することが可能です。

こうして当社は、不良率の低減はもちろんのこと、手戻りのない基板実装を行なっています。

 

>>実装基板の品質を向上させるポイント~はんだ印刷検査編~

 

 

3D外観検査で、確実にはんだ付け状態をチェック!

 

次にリフロー後の検査です。

 

一般的にリフロー後には、様々な検査が実施されますが、

品質を担保する上で最も重要なことは、

はんだフィレットの形状を確実にチェックすることです。

 

もちろん、実装内容・ロット数によっては目視で検査することも可能ですが、

高密度実装やロット数が大きい場合は、どうしても見落としが発生してしまう恐れがあります。

 

そこで、当社では

ヤマハ発動機製の3D外観検査装置 YSi-Vを導入し、外観検査にあたっています。

メルマガ3

この3D外観検査装置を用いることで、

見落としがない確実な検査を実現し、実装基板の品質を担保しています。

 

また、検査でエラーが検出された場合には、

経験・ノウハウが豊富な技術者が丁寧にチェック・対応しています。

 

 

X線検査で、外観から確認できない部分も細かく検査!

 

同様にリフロー後の検査ですが、

目視検査や3D外観検査では、

どうしても外観から確認できない部分を

細かくチェックすることはできません。

 

こういった理由から、当社では、

アイビット製のX線検査装置 FX-300tRX2を導入しています。

メルマガ2

X線検査では、文字通りX線を用いて、

様々な方向から透過検査を行うことが可能です。

 

そのため、当社ではX線検査装置を用いて、

BGAなど目視確認できない部品をはじめ、

外観から確認できない部分の細かな検査を行っています。

メルマガ4

(※X線検査を斜め60°の角度から行った検査画像の一例です。

  赤丸部分がはんだ不良の部分になります。)

 

これにより、3D外観検査のみでは網羅しきれない範囲の

検査を行い、実装基板の優れた品質を担保しています。

 

 

アート電子では、新たな実装・検査設備の導入も積極的に進めています!

 

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したのは当社の検査工程・取組みのほんの一部であり、

ご要望・実装内容に応じてその他多数の検査を行なっています。

 

また、当社では、現行の体制・ノウハウに満足することなく、

お客様のさらなるお悩みを解決するため、新たな実装・検査設備の導入を進めています。

 

実際に今年も新たな設備を3台導入しました。

 

新規設備その1.ヤマハ発動機製 クリームはんだ印刷機 YCP-10

 当社が保有しているはんだ印刷機と同メーカーの後継機!

 マルチタスクが可能となり、柔軟な実装ラインを整備!

 

新規設備その2.ヤマハ発動機製 表面実装機 YSM20R

 従来より保有している実装機と比較し、

 動作スピードが圧倒的に早く、

 部品点数が多くとも短時間での実装を可能に!

 

新規設備その3.マランツエレクトロニクス製 基板外観検査装置 V22XDL

 データ作成スピードが早いことに加え、

 カメラ精度が優れているため、

 容易に高度な外観検査を行うことが可能!

 

この通り、アート電子では、設備の導入を含め、

常に高みを目指し続けています。

 

もし、ここまでお読みいただいた皆様の中に、

「実装の委託先に悩んでいる…」なんて方がいらっしゃいましたら、

お気軽にアート電子にご相談下さい。

当社の設備・ノウハウをフル活用し、

お客様のお悩み解決を実現します。

 

ご相談・お問い合わせはこちら

 

また、当社ではその他の多数の技術情報をWEBサイトにアップしていますので、

ご興味をお持ちの方はぜひご一読頂ければと思います。

 

■ 実装基板の品質を向上させるポイント ~フロー編~

 

■ 実装基板の品質を向上させるポイント ~リフロー編~

 

■ 実装基板の品質を向上させるポイント~はんだ印刷検査編~

 

■ 試作基板の品質を向上させるポイント~マウンター編~

 

■ 基板設計者も必見! 試作時の実装トラブル を未然に回避する方法