短納期で試作基板の実装を行うために押さえておくべきこと

製造

 

「想定以上に設計に時間がかかり、開発納期に間に合わない…」

「とにかく早く試作基板の実装を行いたい…」

 

皆様は、このように基板の開発納期に関して

頭を抱えた経験はありませんか?

 

予期せぬトラブル等により、設計段階で時間を取られ、

基板の開発納期が迫っているなんてことは、

往々にして、発生しうる問題です。

 

こんな時、開発を早く進めるためには、

”短納期で試作基板の実装を行う”ことが非常に重要となります。

 

そこで、今回は、多くのお客様より

試作基板の実装スピードをご評価頂いている

アート電子の取り組みをご紹介したいと思います。

 

「試作基板の開発納期で悩んでいる…」という方は、

必見の内容ですので、是非最後までご確認下さい!

 

 

試作基板の実装に特化した柔軟な実装ラインを完備!

 

アート電子にご依頼いただく基板実装は、

小ロットで、かつ超短納期のご要望が殆どです。

 

当社では、このようなご要望に対応するために、

試作基板の実装に特化し、実装ラインを構成せず、

柔軟に複数の実装工程を進めることができる体制を整えています。

 

もちろん、量産の視点でいうと、

実装ラインが整備されている方が効率的といえます。

しかしながら、試作の観点でいうと、

実装工程の柔軟化につながり、大きなメリットとして働きます。

 

さらに、柔軟な実装ラインに加え、新設備の導入も積極的に進めており、

近頃、”ヤマハ発動機製 表面実装機 YSM20R”を導入しました。

 

当設備は、当社が従来より保有している実装機と比較し、

動作スピードが圧倒的に早く、部品点数が多くとも短時間での実装が可能です。

また、スピードのみならず、実装精度も非常に高く

より高品質な部品実装を実現することができます。

 

設備について、詳しくは下記動画をご確認下さい。

 

YMS20Rを増設しました!

 

これらの柔軟な実装ラインと積極的な新設備導入により、

短納期での基板実装のご要望にお応えしています。

 

 

急な実装仕様や実装納期の変更にも、柔軟に対応できる体制を整備!

 

短納期で試作基板の実装を行うには、

実装設備の停止時間を減らすため、外段取りに工夫を施すことも非常に重要です。

 

アート電子では、フィーダーへの実装部品一括セット等、

外段取りの時間短縮を徹底し、

実装設備が”外段取り待ち”にならないよう努めています。

 

また、当社では、3,000点以上の汎用部品を在庫すると同時に

実装に必要な部品は自己調達することも可能です。

もちろん、実装前には予め実装部品を全て用意し、

実装部品の型番と点数を数えて、不足がないことを確認するなど、

事前準備も徹底しています。

 

ちなみに、その他の実装メーカーの場合、トラブルが発生し、一度納期がずれると、

1週間、1ヶ月単位でスケジュールが後ろ倒しになってしまう場合があります。

 

一方、当社の場合、上述の取り組みや実装体制により、

直前のスケジュール変更などにも柔軟に対応し、

常に短納期で実装を行えるように調整させていただいております。

 

 

短納期での基板実装も、アート電子にお任せください!

 

アート電子では、今回ご紹介しました通り、

独自の実装ラインと、社内体制により、

柔軟且つスピーディーな基板実装を非常に得意としております。

 

チップサイズ0603に通常対応しており、

1枚だけの試作から数百枚の実装までフレキシブルに対応します。

 

さらに、部品調達のご要望にも対応しており、

3,000点以上の汎用部品を在庫すると同時に、

実装に必要な部品は全て自社調達を行います。

 

短納期での基板実装をご検討中の皆様、

是非、アート電子にご相談ください。

 

ご相談・お問い合わせはこちら

 

また、当社ではその他の多数の技術情報をWEBサイトにアップしていますので、

ご興味をお持ちの方はぜひご一読頂ければと思います。

 

■ 実装納期を ”絶対に” 遅れさせない為に

 

■ 基板設計者も必見! 試作時の実装トラブル を未然に回避する方法

 

■ 試作基板の仕様が未定でも、日程どおりに進める方法

 

■ 実装基板の品質を向上させるポイント ~フロー編~

 

■ 実装基板の品質を向上させるポイント ~リフロー編~

 

■ 実装基板の品質を向上させるポイント~はんだ印刷検査編~

 

■ 試作基板の品質を向上させるポイント~マウンター編~